洋服よりも和服好きな藤岡です。
作務衣と似た形のものに甚平がありますよね。この2つは花火大会などがある日によく聞きますが、どのような違いがあるのでしょうか。作務衣と甚平の違いについて少しまとめてみました。
作務衣は禅宗の僧侶たちが労働を行うときに着る作業着のことをいいます。
実際に着用されていた時期は明確ではありませんが、掃除や薪割り、また畑仕事などを行うときに着用するため、法会や座禅のときは使用しません。作務衣は麻や面といった素材で作られていて、色については正式な着用着の黒衣と区別するために藍や茶になっています。
一方、甚平は、男性や子供たちが着る和装になります。甚平というのは「甚兵衛羽織」の略称になります。
両方とも、上着はそこまで大きな差はありませんが、甚平は背中に通気口がついています。ズボンは作務衣は長ズボン、そして甚平は半ズボンです。
これが両者の違いになるんですね!甚平は通気口があり、半ズボンということで夏場に活躍しそうですね。そして作務衣は長ズボンということで寒くなってからの冬でも着ていけそうですね。
上着については作務衣、甚平それぞれが七分、長袖のものが多くなっています。
作務衣も甚平も手に入れてその日の気分や気候によって選べたら楽しいですね。